【授業風景】水平投射のモンキーハンティング実験
年末恒例(?)、物理基礎でモンキーハンティング実験。
(※ご存じない方は以下のサイトを参考にしてください。)
さて、まずは水平投射のモンキーハンティング実験から。物体の運動を考えるとき、鉛直方向と水平方向で分けて考えてよい、という考えを改めて認識してもらうため。
ここまでの授業でも縦と横で分けて考えてよいという前提のもとみっちり教えてきているので、この予想は生徒が当たる生徒が多い(というか、正解してくれないと僕の授業が無意味だったということになる\(^o^)/)。
ただ不思議なことに射出速度V0の大小で当たるかどうかを予想させたとき、射出するビー玉の初速が早いと当たらない、と考える生徒もそこそこいて少し驚いた。逆に遅いと当たらない、と考えそうなものだが。
生徒の意見を聞く限り、横に早く動く物体はただ鉛直方向に落下する物体に比べてそんなに落ちない、ということらしい。(相対論的には正しい?😁)。
もちろんその間違った直観を打ち壊すために実験を行うわけだ。何度となく実験はやってきいるけれど、やはり物体の運動を感覚的な次元から掴んでもらうためには形を変えて繰り返すことが必要だ。
実験距離は10m弱。ビー玉は吹き矢のように飛ばしている。
2回目、少し弱めに吹いたときの動画がピンぼけしている&画面の外で衝突しているが、ご了承いただければと思う。
次回の授業は斜方投射でのモンキーハンティング。
水平でやったら当たった。今度は角度をつけたらどうなるかな?